歯や口の健康は、日々のケアと正しい知識から。
この歯科用語集では、治療や予防に関する専門用語を分かりやすく解説しています。
あなたの『知りたい』をサポートし、
より良いオーラルヘルスへと導きます。
あ行
インプラント
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人工歯根のこと。歯が抜けてなくなったところに穴を開け、天然歯の代わりにチタン製などの人工歯根(歯の根)を埋め込み、その上に人口の歯を作製する外科的治療方法。
親知らず
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一番奥の第3大臼歯のこと。(前歯から数えて8番目の歯)もっとも奥に生えているため不潔になりやすい。最近は他の歯が抜けた場合、移植する歯として有効利用される場合がある。生える時期は個人差があり、人によっては4本全部生えることもあれば、一生生えてこないこともある。
か行
コーヌスクローネ
(コーヌス義歯)
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局部義歯(部分入れ歯)の一つ。針金を使わず、残っている歯に金属の冠(かぶせ物)をかぶせ、そのかぶせ物と入れ歯の装置とを合体させる方法。保険の適用はなし。
咬合性外傷
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大きな虫歯、抜けた歯、合わないつめ物などを放置し、かみ合わせのバランスが悪い状態が続くと、特定の歯に必要以上の力がかかり、歯を支える歯周組織にダメージを与え、慢性的な歯痛を起こしたり、歯が抜けたりする病気。
さ行
スケーリングルート
プレイニング(SRP)
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スケーラーやキュレットと呼ばれる細長い器具で、歯や歯の根についた歯垢や歯石を除去する歯周病の初期治療。麻酔をすることもある。
象牙質
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歯のエナメル質(一番表面の組織 )の下にあり、歯髄(歯の中の神経や血管などの組織)を取り囲む組織。
た行
トゥースブラッシングイ
ンストラクション(TBI)
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スケーラーやキュレットと呼ばれる細長い器具で、歯や歯の根についた歯垢や歯石を除去する歯周病の初期治療。麻酔をすることもある。
智歯周囲炎(Perico)
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半分埋まったままの親知らずと歯ぐきとの間に、食べかすが詰まったりするなどして細菌の増殖が起こり、歯ぐきに炎症をおこすこと。親知らずを抜かない限り再発を繰り返す。
な行
ナイトガード
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歯ぎしりによる歯やアゴへの負担を防ぐために、睡眠中に口の中にはめるマウスピースのような装置のこと。
乳歯
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子どものときに生える歯。
は行
ホームブリーチング
(ホワイトニング)
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歯科医師の指導を受けながら、患者様自身が家庭で行う歯の漂白のこと。漂白剤を塗ったマウスピース(トレー)を一日数時間、2~4週間ほど装着して、歯を削らずに歯の色を白くする。
補綴
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歯を削った部分や歯が抜けてなくなった部分へ詰め物、かぶせ物、入れ歯などを入れること。
ま行
メインテナンス
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治療終了後も、定期的に歯垢(プラーク)や歯石の除去、咬合調整(噛み合わせの調整)などを行い、歯科医療従事者と患者が十分コミュニケーションを取りながら、お口の健康を維持・推進していくこと。SPT(supportive periodontal therapy)と呼ぶこともある。
メラニン色素沈着
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通常はピンク色の歯ぐきに、黒や茶褐色のシミや斑点ができること。多くの場合、生理的なもので異常はない。ごくごくまれに消化器系の病気や悪性腫瘍(ガン)などの場合も考えられる。
や行
ユニット
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治療の際、患者様が座る診療イスのこと。口元を照らすライトやうがい場所、治療機器などが配備されている。
メラニン有床義歯
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口の中の粘膜を覆う形につくられた、取り外し可能な部分入れ歯。
ら行
ルートプレーニング
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歯の根に残っている歯石や歯石によって軟化したセメント質を取り除き、歯石が再付着するのを防ぐために、キュレットと呼ばれる治療器具などで、歯の根を平滑(平らでなめらか)にすること。
メラニン裂溝
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奥歯の溝(みぞ)のこと。
わ行
ワイヤー
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歯並び(噛みあわせ)や入れ歯の治療に使われる、細長い針金状の装置のこと。
矮小歯
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歯の大きさが正常値の範囲を超えて著しく小さい歯のこと。1本~数本の場合と、歯全体が矮小歯の場合がある。一般に円すい形をしており、過剰歯(かじょうし)であることが多い。